ソチ銅のデニス・テン、ミス目立ち出遅れ70・12点 韓国での五輪に感慨も
「平昌五輪・フィギュアスケート男子・SP」(16日、江陵アイスアリーナ)
ソチ五輪銅メダリストのデニス・テン(カザフスタン)はミスが目立ち、70・12点と大きく出遅れた。「ベストパフォーマンスを見せられなくて、ガッカリしてる」と肩を落としつつ「でもギブアップはしない。戦い続けるつもりだよ。これは人生だから」と、前を向いた。
ソチ後はケガも多く、不調が続くが、朝鮮系カザフスタン人のテンにとっては、韓国での五輪はまた特別なもの。「大きな誇りをくれる。この大会を長く待ち望んでいた。ここでは多くの人が私を支えてくれる。それは私がただフィギュアスケーターだからではなく、私がコリアンだから」と、感慨深い様子で語った。