田中刑事SP80・05点、4回転で無念の転倒 団体とは「まったく違う雰囲気」

ジャンプの着氷に失敗し、転倒する=江陵(撮影・高部洋祐)
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 「平昌五輪・フィギュアスケート男子・SP」(16日、江陵アイスアリーナ)

 日本の田中刑事(23)=倉敷芸術科学大大学院=は80・05点で、自己ベストの90・68点には届かなかった。

 冒頭の4回転サルコーで転倒してしまったが、続く3回転フリップ-3回転トーループの連続ジャンプは成功。後半の3回転アクセルも降りた。サルコーは軽度の回転不足を取られ、4・10点と得点を伸ばせなかった。

 田中は「どうしても最初のミスっていうのが悔しい部分だったので、引きずらないようにと思って滑りました」と気持ちの整理をつけて立て直したと振り返った。団体戦とは「まったく違う雰囲気でした」という緊張感の中、「今日の失敗もしっかり受け止めて、明日のフリーでは4回転3つ入れているので、しっかり決められるようにしたい」とフリーを見据えた。

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