羽生結弦、負傷の右足に「感謝しかない」演技後なでる

五輪マークを背に熱演する羽生結弦=江陵(撮影・高部洋祐)
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 「平昌五輪・フィギュアスケート男子・FS」(17日、江陵アイスアリーナ)

 SP首位からトップを守って66年ぶりの五輪連覇を果たした羽生結弦(23)=ANA=が心境を語った。

 -気持ちを。

 「とにかく沢山の方々がサポートしてくださって、なんとかこうやって…。まず滑ることができたので、この会場で滑ることができてほっとしているのと。自分がやり切れたなと思うぐらいの演技が出来たことが、まず良かったんじゃないかなと思います」

 -演技直後にほえた。

 「とにかく本当に右足が頑張ってくれたなと思いますし、けがのことについても、もちろん、けがのせいで練習できなかったところも含めて、たくさんの人に心配をかけたと思います。今まで以上の強い応援があったし、サポートもあったと思うので」

 -演技後右足を触ったのは。

 「感謝です。感謝の気持ちだけです」

 -怖さもあったのでは。

 「まず構成がまだ定かじゃなくて、構成どうですかとずっと質問されていたんですけど、自分自身もどうしたらベストか分からなくて、いろいろ悩んでもいたんですけど。ちょっとフリーの方はイメージしづらいところもあったりして。最終的には集中して跳びたかったジャンプは跳べているので。とにかく良かったと思います。(最後の3回転ルッツをこらえ)右足に感謝しかないです」

 -ファンにメッセージを。

 「本当にここまでくるのに、たくさんの方々に支えられながら生きてきました。スケートだけじゃなくて、羽生結弦としてたくさんの人に育てていただいたことを感謝します。ありがとうございました」

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