羽生結弦、現役続行も五輪3連覇挑戦は明言せず「みんなと滑りながら考えていきたい」

表彰台の上で指を高々と突き上げる羽生結弦=江陵(撮影・高部洋祐)
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 「平昌五輪・フィギュアスケート男子・FS」(17日、江陵アイスアリーナ)

 66年ぶりとなる五輪連覇を果たした羽生結弦(23)=ANA=が「もうちょっと滑ると思うけど」と現役続行を宣言しつつ、3連覇のかかる2022年北京五輪については「今は特に次の五輪については考えていない」と語った。

 昨年11月に負った右足首の負傷を乗り越え、偉業を成し遂げた。最後のジャンプ3回転ルッツは極限状態で踏みとどまるほどで「まず足首を治す努力をするのが大事かな」と語った。

 過去1例しかない94年ぶりの3連覇に挑戦する権利を得た。だが「そんなに甘くないのはしっている」と慎重だ。「この4年で相当レベルが上がって、何回も何回も置いていかれた。こうやって素晴らしい後輩もいるし、やめない素晴らしいスケーターもいる。もうちょっと滑ると思うけど、みんなと一緒に滑りながら色々と考えていきたい」と語るにとどめた。

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