神戸の聖地・弓弦羽神社は大興奮 羽生金メダルに「国民栄誉賞ですね」

 羽生が五輪連覇を達成し「聖地」には続々とお礼参りの参拝者が訪れた
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 「平昌五輪・フィギュアスケート男子・フリー」(17日、江陵アイスアリーナ)

 ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(23)=ANA=が206・17点をマークし、合計317・85点で男子では1948年サンモリッツ、52年オスロ大会のリチャード・バットン(米国)以来、66年ぶりの2連覇を成し遂げた。羽生が過去4回参拝してファンの「聖地」となっている神戸市の「弓弦羽(ゆづるは)神社」では同日、お礼参りのファンら数百人が殺到。4年後の3連覇や国民栄誉賞を期待する声もあがった。

 閑静な住宅街にある神社は朝から参拝者が途切れず。羽生の演技中にはファンが境内の各所でスマホ観戦し、金メダルが確定すると歓声が沸き起こった。

 一斉にお礼参りが始まり、兵庫県芦屋市の30代の女性会社員は「感動しすぎて言葉が出ません。あすから私もがんばれそう」と笑顔。羽生を小学生の頃から応援しているという同県川西市の50代主婦は「感動をありがとうございます。確信していました。最高です」と歓喜した。

 その後も続々とお礼参りや、ご利益をさずかるために参拝者が訪れ、拝殿に行列ができた。祝福の絵馬をかけた茨城県の30代女性会社員は「日本人初の連覇ですし、国民栄誉賞ですよね。4年後は中国に応援に行きたいです」と期待した。

 宮司の澤田政泰さん(64)は羽生に向け「また参拝に来ていただけるならうれしいです。3連覇を期待しています」と呼びかけた。

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