羽生の金に張本氏「10個ぐらい『あっぱれ』」 栃ノ心と並べて絶賛

 野球評論家の張本勲氏が18日、レギュラー出演しているTBS系「サンデーモーニング」のスポーツコーナーに出演し、66年ぶりの五輪連覇を成し遂げた羽生結弦を「あっぱれ」とたたえた。ただ、けがを克服して頂点に立ったという点で、大相撲初場所で優勝した栃ノ心と並べて称賛したことで、司会の関口宏を驚かせていた。

 演技を振り返る前から「10個ぐらい『あっぱれ』あげてくださいよ」と先走り気味。VTR後も「もっと大きな『あっぱれ』ないの?倍ぐらいの『あっぱれ』あげたいよ」と最大級の賛辞を送った。「嫌な世の中でしょ。今。暗いニュースが多いじゃないですか」と日本を明るくしたと評価もした。

 羽生は昨年11月に右足首を痛め、公式戦には出場できないまま五輪本番を迎えた。この復活劇を「初場所の相撲の栃ノ心、羽生くん。けがから上がってきたから。けがの時はみんなね。不安でみじめなものなんですよ。感激しましたよ」と13年に負った右膝の大けがを克服して幕内優勝を果たした栃ノ心の名を挙げながらたたえていた。意外な名前に関口は「栃ノ心の名前が出るとは思わなかった」と驚いていた。

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