平昌五輪フィギュアスケート男子で６６年ぶりの五輪連覇を達成した羽生結弦（２３）＝ＡＮＡ＝と銀メダルの宇野昌磨（２０）＝トヨタ自動車＝が１８日、テレビ朝日系「サンデーＬＩＶＥ！！」に平昌国際放送センターから生中継で出演した。宇野は前日の激闘後に多くの取材を受け続け、この日も朝からの出演とあって少し眠そうな表情に。プロスケーターの織田信成から「昌磨、起きて！」と声をかけられる一幕があった。

　２人そろってのメディア出演が続いている中、この日も朝からインタビューを受けた。終盤で東京のスタジオにいるキャスターの東山紀之から「どうフォームを考えて跳んでいますか」という趣旨の質問を受けた宇野は、しばらく沈黙。察した織田が「昌磨、起きて！宇野くんは何よりも眠さが敵なんですよ。いつも」と的確なフォローを入れていた。

　前日のＦＳの演技を「正直何も切り替えてはいなかったんですけど、練習のことを信じて次のジャンプも何も考えずに跳びにいった。そこからは本当に練習してきたことがそのまま試合で出たという形でした」と振り返り、ファンに対しては「試合の時に僕が冒頭のジャンプを失敗して、失敗したときにすごい温かい声援を頑張れといただいて…。自分のその後の演技につながったので、本当に声援がありがたいと思いました」と感謝していた。