小平奈緒、現役続行改めて明言「500の世界記録を塗り替えたい」

金メダル獲得から一夜明け、会見する小平奈緒=平昌(撮影・高部洋祐)
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 スピードスケート女子500メートルで日本女子初の金メダルを獲得した小平奈緒(31)=相沢病院=が19日、平昌のジャパンハウスで一夜明け会見を行い、「あらためて、私が夢に描いてたものを成し遂げられた気持ちで、とてもうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

 レース後、金メダルを争った李相花(韓国)の肩を抱き、声を掛け合ったシーンが話題となっている。それについて問われると「(李相花は)年下だけど、スケートへの思いは素晴らしいものを持っていて、見習わないといけない。たくさんのことを学ばせてもらった」と感謝。「スポーツは言葉のいらないコミュニケーション」と表現した。

 4年後の北京五輪への挑戦は「まだなんとも言えない」としたが「もう少し滑りたい」と、大会前から話していたように現役続行をあらためて表明。「500メートルの世界記録(李相花が持つ36秒36)を塗り替えたい」と、早くも次なる挑戦に目を向けた。

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