カーリング女子、数センチの差でスウェーデンに大逆転勝ち 準決勝進出へ大前進
「平昌五輪・カーリング女子・1次リーグ、日本5-4スウェーデン」(19日、江陵カーリングセンター)
世界ランキング6位の日本(LS北見)は、同5位のスウェーデンと対戦。大接戦を逆転で制し、5勝2敗となった。
この日の午前に行われたカナダ戦で完敗し、4勝2敗で迎えた第7戦。ここまで5勝1敗のスウェーデンに対し、前半は細かいミスが目立ち、終盤までリードを許す苦しい展開となった。
2点ビハインド、有利な後攻で迎えた第9エンド。2点を奪って4-4に追いついた。不利な先攻の第10エンドも食らいつき、スウェーデンの最終投を残し、ハウス内には日本のストーンが2つ。スウェーデンは日本のストーンをはじいてナンバー1を狙ったが、数センチの差で、日本のストーンがナンバー1に。勝利の女神は日本にほほ笑んだ。
日本のメンバーはスキップの藤沢五月を中心に、優勝したかのように抱き合って大喜び。粘りの大逆転勝利に、藤沢は「どきどきしました。正直、負けたと思った。本当に僅差だった」と、興奮を隠せなかった。
1次リーグは参加10チームが総当たり戦を行い、上位4チームが準決勝に進出する。
日本は残り2戦でスイス、英国との対戦を残している。