小平&李相花 メダル授与式2人のヒロインに歓声
スピードスケート女子500メートルで優勝した小平奈緒(31)=相沢病院=が20日、平昌五輪スタジアム近くの広場で行われた式典で金メダルを授与された。日本選手団主将の小平は金メダルに「自分から見えている景色が、(98年長野五輪男子500メートル金メダル、1000メートル銅メダルの)清水(宏保)さん、(女子500メートル銅メダルの)岡崎(朋美)さんが見ていた景色と思って感動した」と、喜びを口にした。
氷点下の午後7時すぎに始まった授与式。他競技の後の午後8時前に女子500メートルの表彰が始まった。大型スクリーンに控室で待つ小平と銀メダルの李相花(韓国)の様子が映し出されると、大勢の観衆は早くも興奮。小平が笑顔で李相花の肩をもむ姿に会場が和んだ。記念撮影で歩み寄った際には「寒いね」と声を掛け合ったという。2人はほっとしたような笑顔で観衆に手を振って応えた。