新種目ビッグエア、国武&大久保の10代コンビは決勝進出ならず

 「平昌五輪・スノーボード男子ビッグエア・予選」(21日、アルペンシア・ジャンプセンター)

 日本選手団最年少の16歳、国武大晃(STANCER)が、予選2組で登場。上位6人に入れず、決勝進出はならなかった。

 1回目はフロントサイド・トリプルコーク1440に挑戦したが着地に失敗し、37・25。2回目も果敢に攻めたが着地で尻もちを付き、36・75で得点を伸ばせなかった。滑走後は、両手を合わせて謝罪のポーズを作った。力を発揮しきれず、「みんな応援してくれたのに申し訳ない。実力の差を見せつけられ、足りないところがいっぱいある」と落胆した。

 一方、17歳の大久保勇利(ムラサキスポーツ)は予選1組で9位となり、決勝進出はならなかった。1回目は84・25、2回目は難度の高い横4回転半に挑んだが転倒し、44・25だった。

 ビッグエアは今大会から採用された新種目。男子予選は2組に分かれ、各選手が2回滑り、高い方の得点を採用。各組上位6人が決勝進出となる。

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