スノボ解説者が「おしゃれ」「スタイル」の真意を説明 独特表現が話題に
平昌五輪のスノーボード競技での解説が話題となったスノーボーダーの中井孝治氏がブログで、解説時に使った「スタイリッシュ」「おしゃれ」「渋い」などの意味について改めて自分の言葉で説明した。
中井氏はスロープスタイルなどのスノボ競技で解説したが、その際に「スタイリッシュですね」「かっこいい」「おしゃれ」など、他の競技ではあまり使わない言葉を使って技などを説明。聞き慣れない言葉に、ネットなどでも話題となっていた。
中井氏は12日に更新したブログで「ぼくの下手くそな解説でいろいろと反応してくれている人がいます。ありがとうございます」と感謝すると「僕自身、自分は解説に向いてないと思ってやっています」とコメント。それを自覚した上で「僕が解説で使っていた言葉で意味がわからないという人が多かったと思うので、僕なりに説明したくて意味をかきました」と切り出した。
「スタイル、スタイリッシュ」については「パッと見ただけで誰だかわかるような個性的な動きをしている時、その人のこだわりが伝わってくるような動きをしている時によく使ったりします」と選手自身の個性がしっかり表れているときに使用したようだ。
「おしゃれ」は「軽い言葉ですみません」と謝罪した後、基本的には「スタイル、スタイリッシュ」と同義だとし「難しいことをさらっとやった時、何気ないところなどでかっこいいことをさらっとやったときにも使っていたと思います」。
「渋い」については「わかりにくくて当然ですよね、すみません」とした後「一見地味でわかりにくいところなんだけど、そういった場所でこだわった動きやうまさを感じた時」に使ったとした。
他にも「選手の滑りを自分の解説で邪魔しないように」「選手がなんていう技をしたのか、難しいことをひたのか?だけはしっかりと伝えたいと思ってやらせて頂いてます」と気をつけていることもつづっていた。