複合ドイツ勢を「黒い三連星」…お父さんたちがガンダム用語で熱狂している件
平昌五輪で20日に行われた「スキー複合個人ラージヒル」の後半・距離で、先行する日本の渡部暁斗選手(29)を、赤帽子に黒いウェアのドイツ3選手が連なって追走し、最終盤で一気に追い抜いて表彰台を独占。衝撃のレース展開に、ネット上はアニメ「機動戦士ガンダム」に登場する敵軍モビルスーツ・ドム3体になぞらえて「黒い三連星」と命名し、盛り上がっている。
40-50歳代の男性が中心とみられ、「黒い三連星」で盛り上がりまくったツイッターでは「この時代にこれだけ『黒い三連星』がツイートされるとは」「意外にツイッターやってるおっさんが多いのがうれしい」との喜びの声も。22日には、同種目団体が行われ、日本勢が「黒い三連星」を撃破できるか注目される。
なお、ガンダム世代が盛り上がりまくったため、ネット上には難解な関連用語が多数投稿された。
「ガイア、オルテガ、マッシュ」はガンダムに登場したドム3体のパイロット3人の名前。「ジェットストリームアタック」は、ドム3機が一体となって繰り出す必殺技。
「踏み台」とのフレーズ投稿も多く、これは物語でガンダムが、ドム1機を踏みつけて、後続ドムに斬りかかり、踏まれたガイアが「俺を踏み台に…」とうめく名場面が出典。
また20日は渡部のウェアが赤色だったため、「赤い彗星」と称する声も。敵軍エースパイロット、シャア・アズナブルの愛称で、シャア専用のモビルスーツは赤色。
ほかに白色のウェアだったノルウェー選手を「ガンダム」と称し、「白いヤツ」と出典解説が面倒な呼び方をする人も。後方には青ウェアの「グフ」「ランバ・ラルもいた」と盛り上がっていたが、どうか温かい目で見守っていただきたい。