NHK「美女解説者」市川美余氏が生番組で号泣 カー男子敗退後の姿に涙ポロポロ

 平昌五輪カーリング男子で、日本(SC軽井沢クラブ)は21日、韓国と対戦。4-10で敗れ、1次リーグ敗退が決まった。

 中継したNHK番組にゲスト解説で出演した元カーリング日本代表の市川美余氏(28)は、敗退した男子チームが気丈にインタビューに答えた後に涙する姿をみて、自らもスタジオで涙を流した。

 男子チームの敗戦後に、東京のスタジオに生出演した市川氏は、冒頭から悔しそうな表情で、目が潤んでいるように見えた。男子チームに関して「カーリングは男子も世界でこれだけ戦えるんだということを広めてくれて、私はうれしいです」と健闘を称えた。

 その後、敗れた男子チームが気丈にインタビューに答える様子が放送されたが、終了後にスタジオの別モニターでインタビュー後に男子選手らが座り込んで涙する姿が映り、これを見た市川氏はこらえきれなくなった。

 市川氏はポロポロと流れ出る大粒の涙をぬぐいながら、口に手を当て、「ずっと私も(現役時代に)一緒に練習してきた…お兄さんたちですし…今までの苦労を思い出します…」と必死で言葉をつないだ。

 スタジオはしばらくしんと静まり返り、その後、視聴者から届いたメッセージが読み上げられる中、市川氏は何度もうなづきながら、涙を拭い続けていた。最後に、女子チームに向け「女子には男子の思いを乗せて、がんばってほしいです」とエールを送った。

 市川氏は現役時代は中部電力主将を務め、3年間にわたって日本代表の座を守っていたが、13年にソチ五輪出場をかけた試合で北海道電力に敗退。試合後に泣き崩れた姿が「美余の涙」と伝えられた。その後、現役引退し、結婚、出産を経て、今大会はNHKのカーリング解説で人気となっている。

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