「平昌五輪・ノルディック複合団体」（２２日、アルペンシア・ジャンプセンター、アルペンシア距離センター）

　永井秀昭（３４）＝岐阜日野自動車、山元豪（２３）＝ダイチ、渡部善斗（２６）、渡部暁斗（２９）＝ともに北野建設＝のメンバーで臨んだ日本は４位に終わり、２連覇を達成した１９９４年リレハンメル五輪以来、２４年ぶりの団体の表彰台を惜しくも逃した。

　前半２位のドイツが後半で逆転し、金メダルを獲得した。

　日本は前半飛躍で、４番手のエース渡部暁が１３７・５メートルを飛び、２番手の山元が１３２・５メートルをマークするなど、４５５・３点の３位とメダル圏内に付けた。

　首位のオーストリアから１９秒遅れで出た後半距離（２０キロ）は、第一走者の渡部善がノルウェーに抜かれて、４位に落ちたものの、第２走者の永井は２位争いのオーストリア、ノルウェーに何とか食らいついた。しかし、第３走者の山元は、ライバル勢がペースを上げる中、大きく引き離され、最終走者の渡部暁も１分近い差を縮めることはできなかった。