高木美帆「チームを誇りに思う」 金メダル授与に笑顔

 スピードスケート女子団体追い抜きで優勝した日本の高木美帆(23)=日体大助手=ら4人が22日、平昌五輪スタジアム近くの広場で行われた式典で金メダルを授与された。チームを引っ張り、今大会3個目のメダルを手にした高木美は「チームジャパンを誇りに思う気持ちでいっぱい」と胸を張った。

 高木美と姉の高木菜那(25)=日本電産サンキョー、佐藤綾乃(21)=高崎健康福祉大、菊池彩花(30)=富士急=は手をつないで表彰台に上がり、金メダルを首にかけられると、にこやかな表情を浮かべた。

 高木菜は「支えてくれた人たちのおかげでこの場に立てた」と感謝の思いを口にし、冬季五輪の日本女子で最年少金メダリストとなった佐藤は「2年前は五輪を目指せるはずがないと感じていた。驚きでしかない」とまだ実感が湧かない様子。脚の大けがから復帰を果たした菊池は「みんなでメダルを取ることができて本当にうれしい」と達成感に浸った。

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