坂爪亮介、痛恨出遅れも健闘8位 個人種目で2大会入賞
「平昌五輪・ショートトラック男子500メートル」(22日、紅陵アイスアリーナ)
男子500メートルは坂爪亮介(27)=タカショー=が、準決勝2組4着で回った5~8位決定戦も4着で8位。渡辺啓太(25)=阪南大職=は準々決勝の2組4着で敗退。男子5000メートルリレーの5~7位決定戦に渡辺、坂爪、吉永一貴(18)=愛知・名古屋経大市邨高、横山大希(23)=トヨタ自動車=で臨んだ日本は転倒もあり3着で7位だった。女子1000メートルは準々決勝で斎藤仁美(27)=オーエンス=は2組4着で準決勝に進めなかった。
男子500メートルの坂爪は準決勝の出遅れが痛かった。スタートが決まらず、内側の選手に進路を譲るようにして最後方の4番手へ。追走で体力を消耗してしまい、最後はゴール直前で転倒した。それでも1000メートルの5位に続き、8位に入る健闘だ。「メダルを取ってもっと喜んでもらいたい」という野望は果たせなかったが、個人種目で2大会入賞がなかったショートトラック界に光を差し込んだ。