宇野昌磨 樋口コーチへの敬愛強く…「美穂子先生の振り付けで結果を出したかった」
平昌五輪フィギュア男子で銀メダルに輝いた宇野昌磨が23日、フジテレビ系「平昌五輪2018」に出演し、樋口美穂子コーチについて聞かれ、「美穂子先生の振り付けで結果を出したいとすごく思っていた」と恩師に報いるためにも頑張ったことを明かした。
MCの加藤綾子アナウンサーが「宇野選手といえば、山田満知子コーチとの関係も印象的ですね」と切り出した。山田コーチは宇野を「幼少期から15年間指導してきた」とのテロップが流れた。高橋大輔が山田コーチと連絡はとったのかを聞くと、宇野は「何もとってないです」「まだ何も話してないです」と返答。高橋は「うそー」と驚き、「寂しがってるよ」と述べた。
宇野は「いつものことなので。僕が報告というより、たぶん満知子先生がダメ出ししてくれると思います」と笑った。
加藤アナが「樋口コーチともずっと一緒に戦ってきました。樋口コーチの振り付けでつかんだ銀メダル」と樋口美穂子コーチについて尋ねた。
宇野は「僕は本当に尊敬していて。家族ではない人が僕のことを思ってくれる。そこにすごい感動して、美穂子先生の振り付けで結果を出したいとすごく思いました」と五輪にのぞんだ胸中を語った。
加藤アナが、樋口コーチは普段からも宇野を気にかけてくれているのを尋ねると、宇野は「そうですね…すごく優しくて。すごく…言い方悪いんですけど甘いというか」とコーチを辛口に評して高橋らの笑いを誘った。
続けて宇野は「すごく優し過ぎるので。練習とかも自分でちゃんと自分を追い込まないと、ついつい甘えてしまうところがあるので。でも本当に優しいので。こんな先生ほかにいないんじゃないかと思います」と樋口コーチへの敬愛の念を訴えた。その上で「美穂子先生の振り付けで結果を出したいと本当に思いました」と恩に報いたかったことを繰り返し語った。