カー娘・吉田知那美 惜敗に号泣も…メダルかけた3決は「誇りと責任持って」

 「平昌五輪・カーリング女子・準決勝、日本7-8韓国」(23日、江陵カーリングセンター)

 1次リーグを5勝4敗の4位で突破したLS北見の日本は準決勝で延長の末、地元・韓国に7-8で敗れた。前半から劣勢を強いられた日本は最終エンドで追いつく驚異的な粘りを見せたが、延長で力尽きた。日本勢初となるメダルをかけて24日の3位決定戦で英国と対戦する。

 あと一歩届かなかった勝利に、試合後、大粒の涙を流したガードの吉田知那美(26)はメダルがかかった試合での重圧を問われ、「そういう感じではなくて。ここまできたらやるしかなくて。どうやったって勝つか負けるかは決まるので、だったらやるしかないなという気持ちで氷に乗れたのはチームとしてすごく精神的に成長できたと思います」と胸を張った。

 24日の3位決定戦へ向けて、「泣いても笑っても最後の舞台なので、日本人で初めてその舞台に立つという誇りと責任を持って、みんなの気持ちを乗せて一投を決めたいです」と力を込めた。

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