高木菜那が新種目マススタートでも金「最高のオリンピックにできた」
「平昌五輪・スピードスケート女子・マススタート・決勝」(24日、江陵オーバル)
決勝に進出した日本の高木菜那(日本電産サンキョー)が新種目マススタートで金メダルを獲得した。高木菜は女子団体追い抜きに続く2つめの金となった。
決勝は、16人が400メートルトラックを16周する。4周通過ごとに上位3人に中間ポイントを付与され、ゴール順による最終ポイントと合算して順位が決まる。1~3着はゴールと同じ着順となるが、4着以下は獲得ポイントで決まる。
高木菜は第1組で滑った準優で4周目を1位で通過し5点を獲得。決勝進出を決めた。
第2組の佐藤綾乃(高崎健康福祉大)は途中転倒でリタイアとなり、決勝進出を逃した。
新種目の初代女王となった高木菜は「最高の舞台で初めて一番高いところに立ててうれしいです。1回目で佐藤が転んでしまって、2人でワンツーフィニッシュを狙っていたんですけど、佐藤の分まで金メダルを獲りにいくぞと。自分の最高の滑りができて最高のオリンピックにできた」と笑顔を見せていた。