「サイレンススズカだ!」五輪新種目に競馬ファンも熱狂…エストニア選手が大逃げ

 ゴールに向かって力走する金メダルの高木菜那(右から2人目)。右は銀メダルの金ボルム(共同)
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 「平昌五輪・スピードスケート女子・マススタート・決勝」(24日、江陵オーバル)

 決勝に進出した日本の高木菜那(日本電産サンキョー)が金メダルを獲得した。

 大人数が一斉にリンクを滑走し、接触や転倒も発生し、駆け引きもポイントとなる新種目で、ネット上では競技開始とともに「マススタート」がツイッターの人気ワード1位となった。

 女子決勝では、序盤からエストニア選手が、後続を半周以上引き離す「大逃げ」を打ち、ネット上では「五輪にサイレンススズカがいるぞ」と競馬の名馬の名を挙げる投稿が殺到。残り3周で後続集団がスパートをかけてエストニア選手を追い抜き、残念がるコメントも。

 サイレンススズカより「むしろツインターボだった」との指摘も多数。

 また高木が最終コーナー出口で、外に膨らんだ先頭選手の内側をついて抜け出したレースに「高木菜那の4角のイン突きがやばい」「まるでキタサンブラックの秋天」と興奮する声も。競馬ファンも新種目に沸いた。

 ツイッターでは競技中継中に「マススタート」のワードを含む投稿が5万件以上集まり、盛り上がった。

 今大会では、20日の「スキー複合個人ラージヒル」で表彰台を独占したドイツ3選手をガンダム世代が「黒い三連星」と命名して、盛り上がった。

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