韓国“メガネ先輩”涙の銀 チーム金の活動継続を宣言
「平昌五輪・カーリング女子・決勝、スウェーデン8-3韓国」(25日、江陵カーリングセンター)
女子決勝でスウェーデンが韓国に8-3で快勝し、2大会ぶり3度目の優勝を果たした。1次リーグを1位で突破した韓国は、アジア勢で男女を通じて初の頂点を狙ったが、届かなかった
“メガネ先輩”ことスキップの金ウンジョンが率いる韓国は銀メダルに終わった。眼鏡の奥を悔し涙で光らせた司令塔は、健闘をたたえる拍手が観客席から注がれる中、「韓国の新しい歴史をつくることができた」と顔を上げた。
第3エンドから3連続失点と前半で劣勢に。ショットは悪くないが、細かなミスも相手に見逃してもらえず、複数得点を一度も奪えなかった。準決勝では日本と死闘を演じた韓国のミラクルチームの快進撃がついに止まった。
金ウンジョンはトレードマークの眼鏡を外した姿で表彰式に登場。「メダルを獲れるなんて思ってなかった。こんなところまでこれるなんて」と感慨にふけった。リードの金ヨンミは「4年後、確実に金メダルを取るための準備をするつもりです」とチーム金の活動継続を宣言。4年後の北京五輪でも日本の前に立ちはだかる。