旗手・葛西紀明 ジョークでメダリスト祝福「僕のおかげでたくさんメダリストが…」
平昌五輪の日本代表が26日、都内で帰国記者会見に臨んだ。選手団の旗手を務めたスキージャンプ男子の葛西紀明は、出席した選手の中では唯一メダルを獲得できなかったが、「旗手という大役をやらせていただいて、そして力強く旗を振れたことが…この僕のおかげでこんなにたくさんのメダリストが生まれたんじゃないかと思っています」と葛西流のジョークを交えてメダリストたちを祝福した。
メダリストが多く出席した中、旗手として出席した葛西は、「今回メダルは取ることはできませんでしたけど、8度目のオリンピック出場という誰しもがなしえない記録をつくることができて、本当にうれしく思っています」とさわやかに振り返った。
「僕のおかげで」とジョークを飛ばして笑顔を見せたレジェンドは、「メダリストの皆さん、努力して、どんな困難にも打ち勝って勝ち取ったメダルだと思っています。本当に心から祝福したいと思います。おめでとうございます」とフィギュアスケート男子を連覇した羽生結弦や主将の大役を務めながら金メダルを勝ち取ったスピードスケートの小平奈緒ら各選手を祝福した。
すでに、49歳で迎える4年後の北京五輪出場を目指すと明言している。「メダルをとった皆さんのパワーを背負って、次の4年後、北京五輪でメダルを取りたいという強い気持ちになりましたので、これからもまだまだあきらめずに頑張っていきたいと思っています」と熱く語った。