平野歩夢、クールに熱い思い「スノーボードに関係ない人まで届くような」
平昌五輪で2大会連続の銀メダルに輝いたスノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢(19)=木下グループ=が26日、日本代表選手団の帰国時記者会見に出席した。今後の目標として、「スノーボードに関係ない人まで届くような」演技や活躍を見せていくことを誓った。
2大会連続の銀メダル。しかも、絶対王者と言われるショーン・ホワイト(米国)と極限までお互いを高め合った接戦を演じ、日本中を興奮させた。あの死闘を振り返り、「2大会連続銀という色になったというのも、自分へのさらなる課題だったり、これからチャンスがまだまだあるんだなということを改めて実感できた大会だった」と語った平野。「そうですね…。本当にこれからもスノーボードというスポーツをこれ以上のもの(にしていくこと)だったり、影響力をさらに自分は伝えられたらいいなと思っているので。いろんな人、スノーボードに関係ない人まで届くような。そう見てもらえればなあと思っているので」と業界全体の発展に貢献していくことを望んだ。
多くのファン、関係者からの応援については「本当に今回のオリンピックはみんなの力もあって自分の滑りができたのかなと思っています」と感謝していた。