羽生「リンク増やして」文科大臣に熱望 “第2の羽生”育てるためアピール
平昌五輪のメダリストが27日、林芳正文部科学相を訪問し、帰国報告を行った。羽生は「(日本は)フィギュア人口が多い中でリンクが少ない。各地でスケートをしたいと思う人が少しでもできる施設がほしい」と、リンクの増設など競技環境の整備を要望した。
自身の影響でスケートを始める子供が増えても、国内のリンクには限りがある。「東京には専用リンクが1つしかない。愛知県には結構あるが、九州のほうにはない」。自身に続く金メダリストを育てるためにも、指導者やノウハウを集約する環境づくりが急務だ。
「振付師が海外にいたり、拠点がバラバラ。僕らがいろんなところで学びやすい環境を整えてほしい思いがある」。“第2の羽生”を育てるための土壌づくりをアピールした。