五輪連覇の羽生選手に国民栄誉賞 66年ぶりの偉業、スケート界初

 政府は、韓国・平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子で連覇した羽生結弦選手(23)に国民栄誉賞を授与する方針を固めた。実現すれば、スケート界で初めて。けがを乗り越えて66年ぶりとなる2大会連続の金メダルを獲得した偉業が、国民に感動や勇気を与えたと評価した。菅義偉官房長官は2日の会見で、安倍晋三首相が授与検討を指示したと発表し「五輪連覇は社会に明るい夢や希望を与え、東日本大震災の復興への力強いメッセージとなった」と強調した。

 政府は首相指示を受け、有識者の意見を聴取し正式決定する。授与式の日程は調整する。冬季五輪の金メダリストが国民栄誉賞を受賞するのは初。

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