フィギュア坂本花織「初日の割にいい感じ」北京で初練習ジャンプ乱れても好感触
18年平昌五輪フィギュアスケート女子6位の坂本花織(21)=シスメックス=と初出場の樋口新葉(21)=明大=が3日、北京五輪会場である首都体育館の練習用リンクで調整した。2日に北京入りし、初練習で氷の感触をチェックした。
坂本はフリーの曲をかけて試運転。ダブルアクセルからの3連続ジャンプが乱れるなど、演技終盤で予想外のミスが続いたが、残る時間で修正した。
2度目の五輪。前回はシニア1年目の17歳で出場し、勢いそのままに大躍進を遂げた。今大会で目指すのはそれ以上の成績。「初日の割に結構動けた。いい感じ。日本の調子を維持できている」とにっこり笑い、氷の感覚も練習リンクながら「めっちゃいいです」と好感触を得た様子だ。
団体女子SPは6日、フリーが7日で、個人戦は15日から行われる。調整期間は残されているだけに、独特の緊張感をプラスに変え、残る期間で状態を仕上げていく。