りくりゅうペアが自己新74・45点 三浦「幸せを感じながら」木原と好演技

フィギュアスケート団体戦ペアSPを終えた三浦璃来、木原龍一組(撮影・堀内翔)
 フィギュアスケート団体戦ペアSPの三浦璃来、木原龍一組の演技(撮影・堀内翔)
 フィギュアスケート団体戦ペアSPを終えて喜び合う三浦璃来、木原龍一組(撮影・堀内翔)
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 「北京五輪・フィギュアスケート団体」(4日、首都体育館)

 ペアSP(ショートプログラム)が行われ、“りくりゅう”ペアと呼ばれる日本の三浦璃来・木原龍一組(木下グループ)は自己ベストの74・45点をマークした。演技終了時点で、4組を残して米国に次ぐ暫定2位につけている。

 冒頭のトリプルツイストリフトから、2人がそろってジャンプする3回転トーループ、リフトとつなげた。男性が女性を投げるダイナミックなスロートリプルルッツも着氷した。

 演技終了後、小刻みにぴょんぴょんと飛び跳ねながらガッツポーズをした三浦は、木原とハグをして喜びを表現していた。

 2人のSPでの自己ベストは昨年のNHK杯で出した73・98点だった。

 NHKによるインタビューに三浦は「練習でできてたことが今回試合でも出せたのでうれしいんですけど。小さいステップシークエンスとかスピンとか少しばらついてしまったので、次の試合はそこを直していけるように頑張りたいと思います」と喜びを口にしつつも、修正点を挙げた。また、「オリンピックという大きな試合にパートナーとコーチと一緒にいられることに幸せを感じながらすべっていました」と語った。

 五輪経験のある木原は「自分たちが頑張ることで、日本にチャンスが出ると思う」など、団体戦に貢献していくことを誓った。

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