フィギュア団体・日本は4位発進 “りくりゅう”健闘ペアで4位「力になれてますか?」

 三浦璃来、木原龍一組の演技を応戦席から見つめる(前列左から)坂本花織、鍵山優真(後列左から)小松原美里、小松原尊、宇野昌磨(撮影・堀内翔)
 フィギュアスケート団体ペアSPの三浦璃来、木原龍一組の演技(撮影・堀内翔)
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 「北京五輪・フィギュアスケート団体」(4日、首都体育館)

 団体戦の1日目の演技が終わった。日本は3種目の合計20ポイントで4位につけた。1位が米国で28ポイント、2位はROCで26ポイント、3位は中国で21ポイント。

 宇野昌磨が出場した男子SPが2位で9ポイント、小松原美里・尊組のリズムダンスが7位で4ポイント、三浦璃来・木原龍一組によるペアSPが4位で7ポイントだった。

 ペアはスロートリプルルッツを着氷させるなどし、自己ベストの74・45点。イタリアやカナダのペアを上回った。演技終了後には三浦は飛びはねながら木原と喜びを分かちあっていた。

 三浦は「オリンピックという大きな試合で、自分たちらしいというか、自分たちの最大限を出せるか不安があったので、始まる前も凄く緊張していたんですけど、大きなミスなく終えられてほっとしたっていうガッツポーズでした」と明かした。

 木原は観衆からのリアクションが今大会は少ないため、ノーミスで演技を終えられたか自身ではよく分からなかったという。「本当にノーミス?ノーミス?って何回も聞いていると思う」と振り返っていた。

 ペアの順位が団体戦の行方を左右すると目されていた。「少しでも日本の力になれたらいいなと思っているので」と語った三浦は、木原に「4位ってどうなの?」。報道陣にも「力になれてますか?なれてたらよかったです」と確認するように聞いて、場を和ませていた。宇野は4回転フリップ、4回転-3回転の連続ジャンプと難易度の高いジャンプで加点を獲得し、自己ベストの105・46点をマークした。1位は米国のネーサン・チェンで自己ベストの111・71点だった。

 アイスダンスのリズムダンス(RD)は小松原組が情熱的な演技を披露し、66・54点を得た。

 予選で残っている女子SPは6日午前に行われ、上位5チームがフリー種目に進む。

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