鬼塚雅は予選敗退に涙「4年間頑張ってきたけど」落胆隠せずうずくまる
「北京五輪・スノーボード女子スロープスタイル・予選」(5日、雲頂スノーパーク)
日本代表・鬼塚雅(23)は2回の試技で得点を伸ばせず、予選通過はならなかった。
1回目は42・60で14位、逆転を目指した2回目も50・18だった。
競技後は「そんなにうまくいかなかったかなと思います。風の影響はあったが、その中でできる状況ではあったので、すごく残念な気持ちではあります」と涙。平昌五輪でのリベンジへの思いは強かったが、「4年間がんばってきたが、やっぱり足りないものがあると感じた」と振り返った。インタビュー後はしばらくうずくまるなど、ショックを隠せなかった。
スロープスタイルは上位12人が、6日の決勝に進出。日本勢では村瀬心椛(17)は2位、岩渕麗楽(20)は11位で予選突破した。
鬼塚は最年少16歳で世界選手権を優勝した実績を持つが、前回の平昌五輪ではスロープスタイルで19位に沈んだ。今大会ではスロープスタイル、ビッグエアの2種目で出場。「金メダルを獲るためにずっと4年間頑張ってきた」と意気込みを語っていた。