コソボの女子高校生が、北京冬季五輪出場の切符をつかんだ。コソボから女子選手が冬季五輪に出るのは初。「五輪が夢だった」「全力を出し切ろうと思う」。アルペンスキーヤー、キアナ・クレジウ(17)は力強く意気込みを語った。
首都プリシュティナ生まれ。4、5歳でスキーを始め「年中スキーを楽しみにして冬を待っていた」ほど好きになった。
五輪を目指す一つのきっかけとなったのが、2016年リオデジャネイロ五輪の柔道女子52キロ級でコソボ初の金メダルを手にしたマイリンダ・ケルメンディさん(30)の活躍。「私はまだ子どもだったけれど、大きな影響を受けた」と語った。(共同)