高木美帆 北京のリンクに「迷い」か?「こうでしたと表現するのが難しい」

 女子3000メートルを終えてサングラスを外す高木美帆(撮影・堀内翔)
女子3000メートルを終えて膝に手を置く高木美帆(撮影・堀内翔)
 女子3000メートルを終えて膝に手を置く高木美帆(撮影・堀内翔)
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 「北京五輪・スピードスケート女子3000メートル」(5日、国家スピードスケート館)

 団体追い抜きを含めて5種目にエントリーしている高木美帆(27)=日体大職=は、自身にとって最初のレースを6位で終えた。競技後の取材では、会場のリンクをつかみ切れていないようで、その感触を表現する言葉を探す様子が見受けられた。

 高木美のタイムは4分1秒77。標高が高くない北京の会場としては、悪くはないとはいえ、メダルを争うために必要と目された3分59秒台には届かなかった。

 「滑りの中で200m通過後の1周で、なんていうんですかね、もっと早いラップタイムというか、速いスピードで入ろうと思っていたので、そこができなかった」

 高木美の言う1周とは200mから600mまでの1周だが、31秒24のラップを刻んだ。自身を上回った5人全員が30秒台で入っており、結果を分ける一因になった。

 理由を問われると「難しいところはありますね」と切り出した高木美。「全体的に評価する上で、自分がこの氷に対して迷ったという部分もあるかもしれないですし。気持ちの部分でひるんだと感じていたところはないんですけど、どこかにそういうものが潜んでいたのかどうかは今ちょっとまだわからない部分があって。全体的にこうでしたと表現するのが難しいところがあるのが現状です」と語った。

 言葉に出た“迷った部分”については、「先週よりも…。なんて表現するのかな…。結構かみやすくなってというか、リンクが重たくなっているなっていうふうに感じたので。もう少し…なんていうんですかね。かませすぎないで、リズムよくというかな。軽めにと思って、やったところはあるんですけど、そこが最初の1周に、何て言うんだろう…。生かし切れなかったというか、やりすぎてしまったところがあるのか…とは、そういうところは一つあるかなとは思っています」。何度も、感覚を表現する言葉を探しながら、振り返っていた。

 次のレースは本命視される1500mで、7日に行われる。この点については「少しリンクの状態というか、そういう部分を感じたところもあるので、イメージはもっとしやすくなるかなというのはある。1500へ向けてどういうふうに組み立てていったらいいのかというのは3000以上にイメージしやすい」とはっきりと言い切った。

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