銅メダルの堀島行真 表彰式で中央のパンダを選択した理由も明かす【一問一答】
「北京五輪・フリースタイルスキー・モーグル男子・決勝」(5日、雲頂スノーパーク)
堀島行真(24)=トヨタ自動車=が銅メダルを獲得した。“金メダル候補”の重圧から解放され、インタビューでは涙もにじんだ。
一問一答は以下の通り。
-日本勢第1号のメダルになった。
「最低限(の目標に)表彰台、メダルを掲げて挑んだ。それが達成できて本当に良かった」
-攻めたタイムだった。
「(最初のエアの後、中盤のターンで乱れかけて)諦めそうになったが、諦めたらダメだと思った。まずゴールまで行こうとして(2本目の)エアが決まった。ミスしたけど、自分の全部が出せたんじゃないかと思う」
-予選2回目からメダルに届いた。今大会は4度も滑った。
「予選1本目からつらかった。この舞台に上がってくるまで、メダルとか最低限の結果が残らないと、自分が競技をしていられないんじゃないかと、ネガティブな気持ちが多くて。4年間そうやってやってきて、昨日もつらかったし、今日の朝もつらかった。最後の1本を滑りきるまで安心できなくて。その結果(滑走後の時点で)1位と出てメダルが確定した時に、やっと安心した気持ちになれた。またここから。本当の夢は金メダルなので、競技をここから頑張りたい」
-表彰台ではどのようなことを考えたか。
「4年前に原大智選手が銅メダルを獲った時は、自分はあっち側にいたなとか、原選手はどんなことを考えていたのかとか、ここに立っていることを幸せだと感じていた」
-表彰式で並べられたパンダのマスコットの真ん中を取ったが。
「どれを取ってもいいということだったので。(表彰台の)真ん中に立ちたかったけど、左にいるので。今度は真ん中に立ちたいという気持ちだった」