スノーボード男子ハーフパイプで冬季五輪を3度制した35歳のショーン・ホワイト(米国)が5日、5度目の出場となる北京五輪を最後に競技を引退すると表明した。張家口での米国チームの記者会見で、昨夏に手術したという膝や腰の故障を理由に挙げ「これが競技として最後になると思う。だから非常に特別だ」と語った。
前回平昌五輪で平野歩夢(TOKIOインカラミ)に競り勝って2大会ぶりに頂点に立ち、9日の予選で始まる今大会には連覇が懸かっている。「寅(とら)年生まれで負けず嫌いなところがある。できるだけ楽しんで、キャリアの最後を力強く締めくくりたい」と意気込んだ。