村瀬心椛は10位、岩渕麗楽は5位でともにメダル届かず スノボー女子SS

 3回目を終え、両手を合わせて頭を下げる村瀬心椛(撮影・高部洋祐)
 女子スロープスタイル決勝3回目で転倒し、レース後にうなだれる村瀬心椛=張家口(共同)
女子スロープスタイル決勝でジャンプする村瀬(共同)
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 「北京五輪・スノーボード女子スロープスタイル・決勝」(6日、雲頂スノーパーク)

 日本代表・村瀬心椛(17)は転倒が響き10位。岩渕麗楽(20)は5位でともにメダルには届かなかった。

 村瀬は決勝の1回目は48・50。2、3回目は攻めの演技で勝負に出たが、ともに転倒。49・05、48・00と得点を伸ばせなかった。「本当に悔しいのひと言」と第一声も「ここまで来られたのは皆さんのおかげ。家族、友達、スポンサーの皆さんに感謝の気持ちです」と語った。

 岩渕は1回目に75・60、2回目は80・03と得点を上げ、3回目に臨んだ。上位を狙った3回目は勝負に出たが、転倒が響いて46・15。逆転はならなかった。演技後は「正直、悔しい気持ちと、自分に少しガッカリしています。あとちょっとでメダルだなと思って考え過ぎて、滑りに集中できなかった」と落胆の色は濃かったが、ビッグエアに向けて「しっかり切り替えて。自分の滑りに集中した結果、メダルがついてくると考えて」と前を向いた。

 スロープスタイルは上位12人が、6日の決勝に進出。3回の試技を行い、最高得点で順位を争う。

 村瀬は今季のW杯ではビッグエア、スロープスタイルともにW杯で優勝。初出場の五輪では2種目で金メダルを目指していた。

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