またも悲運の負傷 近藤心音がビッグエア欠場 硬い人工雪も影響か 恐れる選手も
日本オリンピック委員会(JOC)は6日、北京五輪スキーフリースタイル女子の日本代表・近藤心音(18)が、右膝のけがによりビッグエアを欠場すると発表した。同種目は7日に予選が行われるが、エントリーの取り消し手続きが行われた。
近藤は前日5日の公式練習中にジャンプ台からの着地で転倒。本部医務ドクターによる診察の結果、右膝外側側副靱帯(じんたい)の損傷等が認められたという。
今大会ではスノーボード日本代表・芳家里菜(22)が、公式練習で負傷。脊椎損傷(麻痺なし)が認められ、大会の欠場が決まった。
近藤、芳家ともに負傷したのは雲頂スノーパーク。同会場では海外、日本選手ともに強風と人工雪の雪面が硬いため、「怖い」と話す選手が続出している。
近藤は今後、13日に予選のスロープスタイル種目には調整のうえ、出場を目指す。