アイホ女子「スマイルジャパン」初決勝T 初黒星も快挙
「北京五輪・アイスホッケー女子・1次リーグ、日本1-2中国」(6日、五カ松体育館)
女子1次リーグB組で世界ランク6位の日本は延長、ペナルティーショット(PS)戦の末に同20位の中国に1-2で敗れたが、勝ち点1を得て同7に伸ばして3位以内を確定させ、初の準々決勝進出を決めた。
第1ピリオド終盤に細山田が先制したが、第3ピリオド序盤に追い付かれた。延長で決着せず、PS戦では5人とも決められなかった。3戦全勝でチェコとの1次リーグ最終戦に臨むシナリオを描いていた「スマイルジャパン」にとって誤算の敗戦となった。
「自分たちのリズムをつくり切れなかった」と主将の大沢。1位通過できなければ、準々決勝では世界2強のカナダ、米国のどちらかとの対戦が予想される。少しでも準決勝への可能性を広げるためにも、8日の強敵チェコ戦では是が非でも勝利が必要となった。
◆アイスホッケー女子の大会方式 10チームが参加。総当たりの1次リーグはA組(世界ランキング上位5チーム)とB組(同下位5チーム)に分かれ、A組全チームとB組上位3チームが準々決勝に進む。準々決勝(A1-B3、A2-B2、A3-B1、A4-A5)の敗者の順位は(1)A組の順位(2)B組の順位で決まる。準決勝敗者は3位決定戦に回る。