硬い人工雪に大苦戦 アルペン女子大回転でも途中棄権続出 米国選手はソリで搬送

 女子大回転 1回目途中棄権した米国のシフリン=延慶(共同)
 女子大回転 向川桜子の1回目=延慶(共同)
女子大回転 向川桜子の2回目=延慶(共同)
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 「北京五輪・アルペンスキー・女子大回転」(7日、国家アルペンスキーセンター)

 ニーナ・オブライエン(米国)が2回目に臨み、ゴール直前で激しく転倒。起き上がることができず、ソリに乗せられてコース外へ運ばれた。

 レースは約15分、中断。転倒の瞬間は悲鳴が上がり、上位選手がオブライエンのもとに駆け寄るなど、周囲も心配の様子で見守った。

 2回目は30人が滑った時点でメダル確定。失格のオブライエンを含めて6人が転倒やバランスを崩して途中棄権となった。新型コロナウイルスの影響でテスト大会も行われず“ぶっつけ本番”となった新設会場。気温マイナス10℃、硬い人工雪に苦戦する選手が続出した。

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