小林陵侑、高梨を何度もハグ「とにかく安心させたかった」めざまし8で葛西氏に語る
北京五輪スキージャンプノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑が8日、フジテレビ系「めざまし8」で、師匠である葛西紀明氏のインタビューに答え、前日行われた混合団体に触れた。
小林は、前日行われた波乱の混合団体について聞かれ「1人失格者を出してしまったが、それをカバーしようとみんなパフォーマンスを集中していたし、一番悔しい沙羅もあの状況の中ですごく良いジャンプをしたので、すごいなと」とコメント。
これに葛西氏は、高梨の失格について「相当これは大問題になるポイントだと思うし、ルール改正しないとと、僕も思った」との感想を語ると「でも僕がかっこいいと思ったのは、(小林が高梨を)何度もハグ。かっこいいなって。何をしゃべったんですか」と、小林の行動に感銘を受けたと伝えた。
これに小林は照れ笑いで「なんか喋ったと思うんですけど、いい言葉も見つからないし、とにかく安心させてあげたいというか、自分を責めないで欲しいというか」と、その時の心情を吐露。
葛西氏は「優しいな」と笑顔を見せ「沙羅選手の二本目を見て、こっちも涙を流しそうになった。あそこまで追い上げるなんて、感動する男女混合だった」との思いを小林に伝えていた。