藤沢五月“もぐもぐタイム”でもコロナ対策「つまようじ使うかも」

 公式練習で指示を出す藤沢五月(撮影・堀内翔)
 公式練習を行った鈴木夕湖、藤沢五月、吉田夕梨花、吉田知那美。手前左端は石崎琴美(撮影・堀内翔)
 公式練習で調整する藤沢(左)と鈴木(共同)
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 「北京五輪・カーリング女子・1次リーグ、日本-スウェーデン」(10日、国家水泳センター)

 カーリングで18年平昌五輪で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレが9日、本番会場で最終調整を行った。スキップの藤沢五月(30)は「思った以上にすごくいい氷の状態。あしたからいい試合ができるんじゃないか」と好感触を示した。

 2大会連続のメダルへ、ロコ・ソラーレが最終調整を行った。チームは最終合宿を行っていたカナダから、5日深夜に北京入り。陸上トレーニングなどを行って調整し、9日に初めて氷上練習を行った。「時差ボケを心配してたけど、時差ボケも取れて良い状態でこれた」と調子も上々だ。

 前回の平昌五輪では、ハーフタイムに間食を取る“もぐもぐタイム”が話題になった。新型コロナ禍での“もぐもぐタイム”について、藤沢は「今までも必ず消毒はしてたんですけど、素手で食べてる部分が多かった。コロナもあるので、もしかしたらつまようじとか使うかも」と明かす。「平昌の時は選手村の外の八百屋さんでコーチが買ってきてくれたものを食べていた。今回は外に出れないので、選手村内で手に入るもので過ごすかな。個々で色んなものを準備しておいて、食べたいものを食べる。フルーツだったり、スポーツゼリーだったり、色んなものを用意する」と説明した。

 日本は10日の初戦で、平昌五輪金メダルのスウェーデンと対戦する。藤沢は「特にスウェーデンのチームは安定力がすごく高くて、ここぞという時の集中力やショットメイキングが強い」と警戒しつつも、「私たちも負けてないと思う」と胸を張った。「初戦の中でもいい試合ができれば」と、2大会連続のメダル獲得へ意気込んだ。

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