チェンが絶対的な強さで金、銀の鍵山に22・55点差 4回転4種5本
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「北京五輪・フィギュアスケート男子・フリー」(10日、首都体育館)
ネーサン・チェンが王者の滑りを見せ、金メダルに輝いた。フリー218・63点、SPとの合計は332・60点だった。
冒頭の4回転フリップ-3回転トーループの連続ジャンプは19・60点という高得点をマーク。4回転フリップ、4回転サルコー、スピンをはさみ、4回転ルッツと、あらゆる4回転ジャンプを決めていく。
後半に入り、4回転トーループからのオイラー-フリップのジャンプは最後のフリップジャンプが1回転になった。単独のトリプルアクセル、終盤に入っても安定感は失われず3回転ルッツ-3回転トーループと跳び切った。
4回転ジャンプは4種5本を跳んだ。2位に入った鍵山優真との点差は22・55点差をつけた。