平野歩夢の得点にブーイング 2回目に大技成功も91・75で2位
「北京五輪・スノーボード男子ハーフパイプ・決勝」(11日、雲頂スノーパーク)
日本代表・平野歩夢(23)が、2回目に91・75で2位につけた。大技「トリプルコーク1440」を組み込んだ構成を初めて成功させたが得点が思ったより伸びず、会場からはスイスなど外国人の関係者からブーイングが響いた。
1回目は33・75の9位。1回目も五輪初となる「トリプルコーク1440」を決めたが、最後の着地で失敗して得点を伸ばせなかった。2回目は高得点をマークしたが、ジェームズ(オーストラリア)の92・50には届かなかった。
2大会連続銀メダルを経て、悲願の金メダルを目指した戦い。予選は93・25の1位で通過している。
決勝は12人での争い。3回の試技を行い、そのうちの最も最高点で順位が決まる。