佐藤幸椰 K点越え 予選23位突破「まだ改善できるところがある」
「北京五輪・ノルディックスキージャンプ・男子ラージヒル・予選」(11日、国家スキージャンプセンター)
男子個人ラージヒル(ヒルサイズ=HS140メートル)予選で、佐藤幸椰(26)=雪印メグミルク=は23位だった。個人ノーマルヒル金メダリストの小林陵侑(25)=土屋ホーム=は9位。日本勢は4人全員が12日の本戦に進んだ。
佐藤はK点越えの126メートルで、23位で予選を通過した。まずまずの感触をつかみ「まだ勝負できるパフォーマンスまでいってないが、いい条件でK点も越えた」と上々といった様子。「まだジャンプの内容は改善できるところがある。少しずつ手応えは出てきているので、試合でどれだけ能力を出せるか」と決勝に向けて気持ちを奮い立たせた。
ノーマルヒルでは決勝1回目で32位にとどまり、2回目に進めなかった。メンバーとして出場した混合団体では高梨沙羅の失格もあったが、チーム一丸で結束し4位と猛追した。「明日は心からガッツポーズできるように、いい準備をして、いい風を引き寄せ、いいジャンプをしたい」と言い聞かせた。