銅メダルの宇野昌磨 日本一丸“共闘”宣言「みんなで高め合っていきたい」
フィギュアスケート男子で銀メダルを獲得した鍵山優真(18)=オリエンタルバイオ・星槎=と、銅メダルの宇野昌磨(24)=とトヨタ自動車=が11日、メインメディアセンターで行われたメダリスト会見に出席した。宇野は「みんなで同じプレッシャーを背負いながら、競い合い、高め合っていきたい」と話した。
2大会連続でメダルを獲得した宇野は「銅メダルという場所に戻ってこられたことをうれしく思う。今の僕の実力で3位という順位は、納得。昨日の演技は優真君とネイサンの方が素晴らしかった」と振り返った。
中京大を受験予定の鍵山とは、今後も“同門”として一緒に練習する機会が多い見込み。「毎日刺激をもらえる。見て研究しながら、もっと上を目指したい」と語った。
羽生のように、日本フィギュア界をけん引する存在にはなれないというが、「一人では背負えなくても、日本フィギュア界にはどんどんうまい子が出ている。みんなで同じプレッシャーを背負いながら、競い合い、高め合っていきたい」。日本一丸での“共闘”を誓った。