高木美帆が笑顔の銀メダル!金には0秒08届かずも大喜び 自身通算5個目、自己ベスト更新

 女子500メートルを終えて手を振る高木美帆(撮影・堀内翔)
銀メダルに輝き、日の丸を手にする高木美帆(撮影・堀内翔)
 ゴール後、ガッツポーズを決める高木美帆(撮影・高部洋祐)
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 「北京五輪・スピードスケート女子500メートル」(13日、国家スピードスケート館)

 日本代表・高木美帆(27)が自己ベストの37秒12をマークし、銀メダルを獲得した。高木美のメダル獲得は平昌五輪と合わせ、通算5個目となった。金メダルのジャクソン(米国)には0秒08届かなかった。

 高木美が500mで驚異の記録をマークした。これまでの自己ベストは高地カルガリーの高速リンクでマークした37秒22。低地で、これを0秒1更新した。

 今大会5種目にエントリーし、3000メートルは6位。金メダルが本命視された1500メートルは2大会連続、無念の銀メダルだった。今回は会心のレースでの銀に笑顔が浮かんだ。

 世界のライバルも敬意を示す最強のオールラウンダー。今大会3種目目、団体追い抜きの準々決勝も含めると、今大会4本目のレースだった。疲れも感じさせない攻めの滑りを披露し、会心のガッツポーズを繰り出した。

 ◆高木美帆(たかぎ・みほ)1994年5月22日、北海道出身。北海道・札内中3年のときに10年バンクーバー五輪に出場。18年平昌五輪は女子1500メートルで銀、1000メートルで銅、団体追い抜きで金メダル。同年世界選手権で日本勢初の総合優勝を果たした。1500メートルで19年3月に世界記録樹立。1000メートルと3000メートルの日本記録保持者。北海道・帯広南商高、日体大出。164センチ、58キロ。

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