SP3位の坂本花織「アドレナリン出過ぎて」寝不足も 17日女子フリーへ調整
「北京五輪・フィギュアスケート女子・フリー」(17日、首都体育館)
ショートプログラム(SP)同3位の坂本花織(シスメックス)が16日、本番リンクで行われた公式練習に参加した。
フリーの曲かけでは、サルコージャンプで回転が抜けたり、連続ジャンプを付けられなかったりと、ミスを連発。練習後は取材エリアで「だいぶ寝不足が来ている感じ。きのうなかなか寝付けなくて」と苦笑いで振り返った。
「アドレナリンが出過ぎてなかなか寝られなくて、気づいたら太陽でそうやったので、頑張って寝ました」。1時半に布団に入るも、朝6時頃まで寝付けず。「こんなに寝られないの初めてで。全然寝られなくてびっくりしました」というが「今日中にリセットしたい」と力強かった。
女子フリーは17日。23番滑走の坂本は22時33分頃登場予定。日本女子では、1992年アルベールビル五輪銀の伊藤みどり、2006年トリノ五輪金の荒川静香、2010年バンクーバー五輪銀の浅田真央以来4人目、12年ぶりのメダル獲得を目指す。
また、SP15位で11番滑走の河辺愛菜(木下アカデミー)が20時32分頃、SP5位で21番滑走の樋口は22時17分頃登場予定。ドーピング問題の渦中にあるSP1位のカミラ・ワリエワ(ROC)は、最終25番滑走。22時49分頃に演技を行う。