スキーハーフパイプでまさか 選手とカメラマンが激突のアクシデント 実況も「信じられない」

 雲頂スノーパーク
 男子ハーフパイプ予選でカメラマンに接触するフィンランドのサリネン=張家口(AP=共同)
 女子ハーフパイプ予選 鈴木沙織のエア=張家口(共同)
3枚

 「北京五輪・フリースタイルスキー・男子ハーフパイプ・予選」(17日、雲頂スノーパーク)

 フィンランドのヨン・サリネンの1回目で、まさかのアクシデントが起こった。

 ハーフパイプの円の形になっている部分(アール)を後ろ向きで上がった際、エッジが引っかかったことで方向が乱れ、壁の上の平らな部分(プラットホーム)に乗り上げる形となった。そして、プラットホームの上で撮影していたカメラマンと激突。カメラマンは倒れ、サリネンもプラットホームに倒れ込んだ。

 NHKの実況では「あー!!」と絶叫。「カメラマンも選手も大丈夫でしょうか?ちょっと信じられない抜け方をしました」と伝え、解説の小野塚彩那さんも「内側のエッジが引っかかってしまった。大丈夫ですかね」と心配した。

 結局、サリネンはゴールまでは進んだが、1回目20位の18・00と厳しい得点。2回目も18・50で得点を伸ばせず、トータル23位に終わった。

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