高木美帆が涙、悲願の金メダル!5種目目で驚異の五輪新!冬季大会日本勢単独最多4個目

女子1000メートルの高木美帆の滑り(撮影・堀内翔)
レース後、ガッツポーズを決める高木美帆(撮影・高部洋祐)
金メダルに輝き、日の丸を背に場内一周する高木美帆(撮影・高部洋祐)
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 「北京五輪・スピードスケート女子1000メートル」(17日、国家スピードスケート館)

 日本代表・高木美帆(27)が五輪新の1分13秒19をマークし、悲願の金メダルを獲得した。

 世界を代表するオールラウンダーが、ついに頂点に立った。金メダルを本命視された1500メートルを含め、ここまで3種目で3つの銀メダルを獲得。平昌でも届かなかった個人種目での金メダルを、今大会ラストレースでついにつかみ取った。合わせて、冬季1大会では日本勢単独最多となる4個目の“快挙”となった。

 高木は今大会は5種目目、パシュートの3レースを含めると、トータル7レース目だった。金メダルが確定すると、高木美の目からは涙。ヨハンコーチとがっちり抱き合い、日の丸を背負ってリンクを一周した。

 ◆高木美帆(たかぎ・みほ)1994年5月22日、北海道出身。北海道・札内中3年のときに10年バンクーバー五輪に出場した。帯広南商から日体大へ進み、18年平昌五輪は団体追い抜きで金、1500メートル銀、1000メートル銅のメダルを獲得した。18年にオールラウンド、20年にスプリントで世界選手権総合優勝。1500メートルの世界記録保持者。164センチ、58キロ。

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