ドイツ「黒い三連星」フレンツェルが複合団体に現る 銀メダル獲得

国家スキージャンプセンター
後半距離で永井秀昭(左)からリレーされ、スタートする第3走者の渡部暁斗=張家口(共同)
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 「北京五輪・ノルディックスキー複合・団体」(17日、国家スキージャンプセンター・国家クロスカントリースキーセンター)

 日本が快挙の銅メダル。同種目では金メダルに輝いた94年のリレハンメル大会以来28年ぶりのメダル獲得となった。金メダルはノルウェー、銀メダルは日本に競り勝ったドイツ。

 ノルディックスキー競技のドイツといえば、4年前の平昌五輪では、個人(ラージヒル)の後半・クロスカントリーで、先行した日本の渡部暁斗を、赤帽子に黒いウェアのドイツ3選手が連なったまま静かに追走。最終盤で一気に追い抜いて表彰台を独占し、ネット上ではドイツ勢を「黒い三連星」と呼び、盛り上がった。

 「黒い三連星」は「機動戦士ガンダム」に登場した敵軍モビルスーツ・ドム3体の呼び名。

 ドイツの3人はヨハネス・ルゼック、ファビアン・リースレ、エリック・フレンツェルの3選手。NHKが複合団体の中継番組のテレビ欄に「黒い三連星」を使用したことも。

 今大会では三連星による「ジェットストリームアタック」は目撃されていないが、うち2選手が出場しており、この日の複合・団体にはエリック・フレンツェル選手が出場し、銀メダルに輝いた。

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