坂本花織が感涙の銅「ビックリしかない」 コーチから「神様がついて、見てくれたね」
「北京五輪・フィギュアスケート女子・フリー」(17日、首都体育館)
SP3位の坂本花織は銅メダルを獲得し、感激の涙を流す様子が見られた。フリーは153・29点でこの日全体で3番目。合計233・13点で、どちらも自己ベストを更新した。
男子級とも言える多回転、高難易度のプログラムをROC勢が演じる中、坂本は3回転半も、4回転も含まないプログラムを通した。大きなミスなくやり遂げると両手でガッツポーズ。らしさを大舞台でも披露した。
フィギュア女子のメダルは92年アルベールビルの伊藤みどり(銀)、06年トリノの荒川静香(金)、10年バンクーバーの浅田真央(銀)に次ぐ4人目。
表彰台では満面の笑みを見せていた。
テレビ朝日系による中継では、「びっくりし過ぎて。最初、点数見て。3位って認識できなくて。あとあと気付いたら、びっくりしかないし、うれしい以外に言葉がでないです」と胸中を語った。中野コーチから「しっかり神様がついて、見てくれたね」と声をかけられたと明かしていた。